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佐藤さん家の窮鼠。時々きゅうそ。
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昨日、ブログ休むとか言って愚痴る。
だいぶやられてるので注意。


被災地、とは言っても地域によって悲しみの温度が違う。

うちの地元は町ごと消えた。まだ見つからない親戚もいる。
目の前で家が流され、泣き叫ぶ人がいる。
燃える瓦礫の中から悲鳴が聞こえる。
流される車の中で助けを求めていた声が、息絶えて消えていく。
血がついた壁に寄り掛かって、地獄絵図ではなく地獄そのものかもしれない、とさえ考えた。

それでも自分は恵まれて、幸せなのだと思うと苦しい。

住んでいる場所が、少し違うだけで共感できる悲しみが違う。
生きてる喜びの後は、生き残ってしまった後悔で。
隣人にうまく言葉を返す事ができない。

津波の避難を誘導していた、近所の警察官のお兄ちゃんが見つからない。
消防のおじさんが見つからない。
従姉妹が見つからない。

せめて身体だけでも、見つかって欲しいと祈る人の手を握ったら…手が軋むほど強く返された。

ここでは、人の悲しみも、想いも優しさもよく感じる。
同時に汚さも醜さもわかる。


福島から、原発の件で避難民が来た。
彼等いわく。自分達は、避難して来たのだから避難場所を提供されるべきだと怒鳴り散らし訴える。
何を考えてるのか…理解できない。

家も家族も無くして、飢えと寒さを耐えながら避難生活を強いられている人達の前で、同じ事が言えようか?

正直、被爆しても生きれるじゃないか。
人が生きるか死ぬかの現場に何故来たのか。何を思っているのか…




ブラウン管ごしに見た、自分の故郷は他人事のようで。
きっと、この愚痴の様に見て流されて。悲しみの共有は一生できないんだろうなぁって。

疲れた頭で考えてる。今日は特にヘロヘロ、変な事ばかり喋る。

あたし、もつかなぁ…
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